皆さん、こんにちは。
今月、某所でガスタービン発電設備のエンジンのオーバーホール作業を行いました。
エンジンのオーバーホールとは18年間使用したエンジンを製造メーカーである川崎重工業の工場で整備・劣化部品の交換を実施し、再度18年間安心して使用してもらうために行っている作業になります。
今回の整備内容は予め川崎重工業にてオーバーホールされた整備済みエンジンに交換する方式になります。
送り届けられたエンジンは我々サービス部が交換作業を行います。
上の写真は実際にエンジンを取り付けている写真になります。
エンジンのサイズによって作業内容も多少変わっていきますが、吊り金具を使ってエンジン取り付けを行います。
左が整備済みのエンジン右が旧品のエンジンになります。
旧品のエンジンは川崎重工業の工場に運ばれて整備を実施された後、整備済みエンジンとして同じように他のお客様で使われるようになります。
今回、整備を実施したエンジンは我々が取り扱っているものの中では比較的小さいエンジンですがエンジンのサイズに関係なく、お客様にとっては大切な設備です。作業は慎重に取り掛かります。
また、我々はこの他にも様々な現場で作業を実施しております。
今回の様な整備は大規模な作業になる為、頻繁にある作業ではございません。
作業依頼を頂けるのは、川崎重工業製のエンジンを重要設備として大事に考えて居られるお客様がいらっしゃるからです。今後とも、川崎重工業製のエンジンを大切に使用して頂きたいと思っております。
以上、エンジンオーバーホール作業についてご紹介させて頂きます。