こんにちは。関西支店 工事部の大窪です。
今回は当社で施工させていただいた大阪市内の某放送局の発電機工事を紹介したいと思います。
この物件は既設の老朽化した発電装置を新しく更新するという工事なので、既設発電装置の撤去工事から始まります。

まず、発電装置を搬出・搬入するための仮設ステージを設営します。
この物件は地中埋設物が多く、荷重を掛ける事が出来る地盤が限られているため、このように鋼材を使用して荷重分散を行います。

続いて、既設発電装置の搬出作業ですが、最新型のものとは異なり30年以上前の製品なので、同じ発電容量でも”デカイ!オモイ!” 発電装置とベース(架台)で30トン近く有ります。

クレーン車、運搬車両の配置で道路を1車線通行止めでの作業となるため、道路使用許可という届出が必要となり、交通量が多い道路という事も有って、21時以降の作業許可しか出なかったため夜間作業となってます。

道路工事で良く見るチカチカする案内表示ですね。きちんと規制車も配置して工事を行ってます。

運搬車両の都合で、発電装置のカバー(エンクロージャーと言います)を取り外した状態で運搬し、現地で組み立て作業を行います。カバーと機械のクリアランスが少ないため、慎重に降ろして行きます。

撤去した発電装置と同じ基礎上に、新しい発電機をオンベースしました。
写真では分かり辛いですが、撤去した発電装置より二回りほどコンパクトになってます。

以上、発電装置の更新工事を紹介させていただきました。
当社では、新築工事物件はもちろんの事、既設物件での更新工事もバンバン行っております。
皆さんに高品質な施工をご提供できるよう日々精進して参りますので今後ともSKCを宜しくお願いします!